久々に浅草をじっくり歩いた。
浅草を理解するのには、2周しないと分からない、と喫茶友人。
確かに観光地で、いつ行っても人多いし、そういう場所は好きではないが、
一歩裏道や、人ごみを離れると、老舗喫茶が残ってるし、古い建物はまだまだ残っている。
浅草芸人御用達の店として、超有名な、浅草 喫茶ブロンディー。
Rock好きなら、店名の由来はもしや...と期待するが、全く関係なさそう。
恥ずかしながら、今回が初訪問です。
外観は全然そそられないが、昔はもっと良い庇や看板があったそう。
このガラス戸は昔のまま。最高です。
中に入ると、思ったより広い。
案内されたのは奥で、競馬中継の客でタバコの煙がひどい...換気してないように思える...
これはさすがにちょっときびしいなと席の移動をした。
入り口近くの席は、比較的ましだった。
驚いたのは、ドーム型になってること。
我々が注目したのは、このポスター、『青春の殺人者』。
観た方は分かると思うが、この映画トラウマになりかねないくらいの内容で、個人的には2度とみたくない。
しかし、原田美枝子の美しさは一見の価値あり。
なぜこのポスターが張ってるのかは不明だが、このポスターだけで、純喫茶度はなかり上がった。
昆布茶(500円)。昭和の味だった。
嫌煙家の方にはおすすめしないが、浅草の歴史を垣間見るには最適のお店。
個人的には競馬中継と煙を除けば、かなり好きな方である。
あ、それを言ったら、この店の特徴がなくなるか...