喫茶店めぐりをしていると、「陸の孤島」と言われる土地に出会う。
基本的に、徒歩ではまず遠くて行けない、バスで行くのだが、これが結構小旅行気分を味わえるので楽しい。
八王子にも「長房団地」という巨大マンモス団地があり、昭和40年代の古い商店街が残っているというので、行ってみた。
バス停を降りて、5分くらい歩くと目的地に着く。
ネットで調べたときに見た、商店街のアーチはなくなっていたが、完全に時は止まっていた。
八百屋だけはにぎやかだったが、他はひっそりしていて、人もほとんどいない...
しかし、路地がいくつもあって、楽しいので、商店街めぐりが好きな方は退屈はしない。
辿り着いたのは、ここ。完全にひとめぼれ。
スナックは結構あったが、閉まっていた。
空いてたのはここだけ、でも入る気はしない
お腹すいたので、何かないかなーと思ったら、おでん屋さん発見。
ここのご主人、座るところがないのを見て、ベンチを貸してくれました、すごく親切で泣けた。
小さいと思っていたら、なかなか見所が多い。
ここの路地は異様な雰囲気だった、このツタの茂った家がちょっと不気味だった...
喫茶店は一軒もないので、それ目当ての方にはおすすめしません。
でも昭和のなくなりつつある商店街が、都内で当時の状態で残っていると考えると貴重だと思います。