【いつかの喫茶店】
この日のスケジュールは十分立ててはいたのだが、
急遽小松に行くことを決め、富山駅から金沢行始発5:31に乗る。
果たしてお店は開いているのかという不安はあったが、こういうのが旅の醍醐味かもしれない。
実はこれに乗る前に問題があった。
あいの風とやま鉄道の1日券を買おうとしたら、窓口は5:30に開くとのことで、
始発に間に合わないというのだ。駅員は「みなさまに同じ対応してます」のひとこと。
腹が立って仕方なかったが、旅が台無しになっても嫌なので、普通切符を購入。
金沢を経由して、小松に着いたのは7:20過ぎ。
駅降りてすぐに、喫茶店のある商店街があった。
早朝なので、誰もいない。
お店に向かって歩いて行くと、なんと!ママさんが看板を出している姿を発見!
わー開いてるんだ、ほんと良かったと、この時は天にも昇る嬉しさだった。
歴史を感じずにはいられない佇まい
ショーケースではなく、メニューやポスターなのが最高です!
そしてこの扉
店内は想像以上だった。
このお店の重要さを知るには時間はかからなかった。
この良心的すぎる価格って...
もう全てにため息だった。
これを作ったマスターはすごい。
こんな簡単な一言では言い表せないけど。
本当に至福の時間でした。